江戸の昔から熊本に伝承されて来た関口流抜刀術は、肥後熊本藩御鉄砲頭の井澤十郎左衛門長秀(1686年-1730年)が、関口新心流の師範であった渋川伴五郎義方(1652年-1704年)より学んだ居合を熊本藩士に伝えた系統である。
井澤の尽力により肥後に伝播した関口流抜刀術は、維新後も熊本の地で連綿とその道統が守られている。当会は14代青木規矩男師範より15代亀谷鎮師範(岐阜)へと伝わった系統を稽古しております。