錬誠会について

錬誠会は己に厳しく、誠の心もって常に己の向上のために努力し続けると言う意味で名づけました。

理念
古より伝えられし技を守りつつ新しき道理や知識を検証し実践する事を目的とし、修練を通じて心身を錬磨し誠を尽くして常に自己の修養に努る。
錬誠会は関口流抜刀術を主とする古流居合術の伝承と普及を目的とした道場です。
古流の技の神髄を、日々研鑽し後世に正しく伝承すべく精進し、日本刀を通じ業を磨き、ひたむきに心身を鍛え、なりたい自分を目指して日々鍛練しております。

江戸の昔から熊本に伝承されて来た関口流抜刀術は、肥後熊本藩御鉄砲頭の井澤十郎左衛門長秀(1686年-1730年)が、関口新心流の師範であった渋川伴五郎義方(1652年-1704年)より学んだ居合を熊本藩士に伝えた系統である。

井澤の尽力により肥後に伝播した関口流抜刀術は、維新後も熊本の地で連綿とその道統が守られている。

当会は14代青木規矩男師範より15代亀谷鎮師範(岐阜)へと伝わった系統を稽古しております。

  
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系譜

関口流武術祖・関口弥六右衛門氏心-抜刀術流祖関口八郎左衛門氏業-二代渋川伴五郎-三代井沢長秀-四代井沢長勝-五代井沢長明-六代大里右金吾-七代井沢長保-八代井沢長常-九代谷永勝-十代匂坂正常-十一代谷永質-十二代野田甚内-十三代大石永勝-十四代青木規矩男-十五代亀谷鎮源成久
流儀の特徴
流儀の特徴は、飛違い斬りである。
長刀を鋭く引鞘をして抜刀し斬り下ろす際に、同時に前後の足を踏み替える斬撃法である。
体重を刀にかけて斬る激しく豪快な刀法と敵を圧倒する掛け声も特徴とする。
座り方は、武士の伝統的な座り方を踏襲し、股間を大きく開いて座ることが特徴。
稽古内容
礼に始まり、礼をもって行い、礼に終わる
礼法を重んじ、己を高め業の一つ一つを極めていきます。
まず準備運動、素振り、型稽古へ進めて行きます。
型稽古や武術稽古を中心に見た目の美しさだけでなく、刀礼等の諸作法や、古武術としての理にかなった居合術を追求し習得します。

一般の居合道にみられる形だけでなく、型で実際に斬ることの出来る抜刀術の習得の為、
定期的に真剣での試斬稽古を行っております。
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その他、組太刀・杖術・体術の稽古も行います。

試斬稽古

組太刀

杖術

体術

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居合道(武道)と居合術(武術)の違い
この二つの違いは目的にあります。
まず『武道とは』武術の技を現代的に取り入れながら精神性を付加した心身の修養を目指す競技であり、
スポーツ文化とあります。
『武術とは』戦うための技術です。
鍛錬や技術の向上を通じ自分自身を高めてより良い人間を目指すという精神性に重きを置くのが「武道」勝つための直接的な戦闘技術が「武術」という違いで区別されます。

居合道関連の連盟・団体・組織がありますがその多くが、技の修錬による心技一如の運動文化で、修錬して心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、社会の平和と繁栄に寄与する人間形成の道を目的としております。また、それぞれ型をいかに教えられた通り行うかが最も重要で、段位をとることに重きを置いています。 

一方の『武術』は「術(すべ)」です。まず技術が先にあります。
身の危険があるような状況で相手を攻撃したり敵をコントロールして拘束したり自身の護身する為の実戦的な技術の習得を第一目的に据えております。 その上で、道を説くのではなく、鍛錬を通して、風格や高い精神性を自得していただく事を目指します。武術の目的ははあくまでも身を護るための手段や技術である。 
ここに武道と武術の大きな違いがあります。 これは良し悪しではなく、目的の違いと言えます。
当会においては『武術』実戦的な【術】の習得を第一と考えております。
メリット
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注文打ち抜刀用真剣

宮田 刀匠作
師範

冨岡慶正 刀匠作
門人 A氏

冨岡慶正 刀匠作
門人 I氏

冨岡慶正 刀匠作
門人 S氏(女性)

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慶正鍛刀場にて、自分の刀となる玉鋼を自らの手で打ち延ばしをさせていただき貴重な体験をさせていただきました。 by S.M

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師範の注文打ち真剣(抜刀用)
冨岡慶正刀匠作
岡山県総社市の刀鍛冶。現代刀職展にて新人賞、優秀賞、努力賞を受賞

師範の注文打ち真剣 大小(抜刀用)
長船助光刀匠作
岡山県長船の刀鍛冶。武道刀に心血を注ぐ、大変研究熱心な方です。

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錬誠会代表・師範:林 貴之   武号:玄柳斎

座右の目:己心貫徹 己道一進
幼少期より武道に親しみ柔道・剣道・柔術を学ぶ。
居合では無外流・無双直伝英信流・関口流を学び独立。
2021年1月に実戦的な居合と効率的な身体操作を求め
『錬誠会』を創設