なぜ、その動きなのか。なぜ、その構えなのか。どのように身体を使えば、無理のない合理的な動きが生まれるのか。
形をなぞるだけで終わらず、その奥にある理を考え、実践し、自らの身体で確かめていく。
それが、錬誠会の大切にしている稽古の姿勢です。
日本の伝統武術を本格的に学びたい方。合理的な身体操作を探究したい方。
自分自身と向き合い、何か一つの道を深く究めたい方。
入門にあたり、最初から優れた技術や体力が必要なわけではありません。
大切なのは、礼節を重んじ、真摯に学び、地道な鍛錬を積み重ねていく姿勢です。
古伝の技を学び、己の未熟さと向き合い、一歩ずつ成長していく。
その歩みは、技術の向上だけでなく、集中力や自制心を養い、自らの生き方を見つめ直す機会にもなるでしょう。
この志に共感し、共に研鑽を重ねていける方との出会いを、心よりお待ちしています。
まずは見学・体験稽古を通じて、錬誠会の雰囲気と実際の稽古に触れてみてください。
見学・体験稽古のお申し込みは、下記フォームより受け付けています。
通常稽古で学ぶ武術
錬誠会では、基本を大切にしながら、各武術の技法と身体操作を段階的に学んでいきます。
居合術・抜刀術
錬誠会の中心となる稽古です。関口流抜刀術の形を通じて、刀の扱い、抜刀、斬撃、納刀、足運び、姿勢、間合いなどを学びます。刀を扱う動作は、腕の力だけで成立するものではありません。重心の移動や体幹の働き、全身の連動を意識し、無駄の少ない動きを目指します。一つひとつの形に向き合い、正確さと安定性を積み重ねていく。初心者は基本から、経験者はさらなる技の精度を求めて修練します。
剣術(組太刀)
相手との攻防を想定した組太刀の稽古を通じて、間合い、機会、攻防のつながり、相手の動きを読む力を養います。錬誠会では、関口流の組太刀十一本を稽古の一つとして扱い、形の意味と動きの理合を学びます。相手と向き合う稽古だからこそ、自分の動きだけでなく、相手の動きや位置関係を理解することが重要になります。
試斬
真剣を用いて畳表などを斬る稽古です。試斬では、刀の軌道や角度、姿勢、身体の連動など、日頃の稽古で学んだことを実際の斬撃を通じて確かめます。ただ力を込めるのではなく、刀の特性と身体操作を理解し、適切な動きを追求することが大切です。※試斬は、安全管理と指導者の指示のもと、定められた方法で実施します。
杖術
杖を用いた突き、打ち、払いなどの技法を学びます。刀とは異なる長さや扱い方を持つ杖術では、左右の手の連動、身体の回転、足運び、間合いの取り方などが重要になります。繰り返し稽古することで、全身を連動させる身体操作への理解を深めます。
柔術・体術
身体の移動、崩し、体勢の制御、関節技などを通じて、相手との接触における身体の使い方を学びます。力だけに頼らず、姿勢や重心、相手との位置関係を利用することが重要です。武器を扱う武術とは異なる視点から身体の働きを学ぶことで、総合的な武術理解につなげます。