入 門 案 内・費用・よくある質問


【錬誠会 入門のご案内】

錬誠会は、関口流抜刀術をはじめとする古流武術を通じ、合理的な身体操作と精神の修養を追求する場です。年齢・性別・経験を問わず、武の道を志す真摯な方を広く受け入れています。

◉錬誠会が大切にしていること
① 筋力に頼らない「合理的で無駄のない身体操作」
当会の古武術・居合は、筋力で刀を振るものではありません。重力や骨格、抜重といった「自然の理」を活かすため、年齢や体力に関わらず、長く精進し続けられるのが特徴です。健康維持や生涯の趣味として、あるいは本格的な武術の探求として、どなたでも歓迎いたします。

②雑念を払い、現代社会を生き抜く「心を整える時間」
一心に刀を振り、身体の動きに集中する時間は、日々の喧騒を忘れさせ、心を静めてくれます。「イメージと身体を一致させる」——この心身一如の集中は、現代社会において得難い精神修養となり、日常のストレスからあなたを解放するはずです。

③年齢・性別・経験不問。幅広い世代が交わる温かなコミュニティ
一歩足を踏み入れれば、そこには凛とした緊張感と、調和の取れた温かな空間が広がっています。
10代の学生から60代の方まで、幅広い年齢層や職業の垣根を超え、「武道」という共通言語で深く繋がる仲間たちが、あなたを温かく迎え入れます。


④一人ひとりの歩幅に合わせた丁寧な個別指導
最初は誰もが初心者です。
刀の持ち方や基本の所作から、指導者が個々の習熟度に合わせて丁寧に指導いたします。

◉入門までの流れ
※まずは稽古風景の見学、および体験稽古を通して、当会の理念と技術に直接触れていただくことをお勧めしております。
①見学・体験申込:お問い合わせフォームより必要事項をご記入の上、送信してください。
②体験・見学: 実際の稽古の空気を感じていただきます。技術の体系や指導方針についても丁寧にご説明します。
③面談: 師範との面談を行います。武道修行の目的や志を確認させていただきます。
④入門手続き: 所定の入門書類に加え、当会の伝統を守るための「起請文」へ署名いただきます。
⑤諸費用の納入:初回月謝および年間費を納入いただきます。
⑥入門許可・正式入門:一連の手続き完了をもって、正式に門人として稽古を開始いたします。

◉師範からのメッセージ
新しい扉を叩くとき、誰しも不安や迷いを抱くものです。しかし、武の道において、立ち止まる時間は何も生み出しません。 「百聞は一見にしかず」。まずは当会の稽古体系や道場の雰囲気を、その目で確かめてみてください。見学の際、疑問や不安があればどのようなことでもお尋ねください。共に研鑽を積める日を楽しみにしております。

費 用


■費用のついて

1.毎月の費用
・月謝:7,000円
※回数制限なし。すべての稽古場所に参加可能
2.年間の費用
・年会費:5,000円
スポーツ保険:2,000円
※年会費・保険料は、毎年4月に更新となります。

■稽古に必要な道具について

当会では、武道の所作を正しく習得するため、また安全に稽古に励んでいただくため、指定の道具一式をご用意しております。初心者の方が迷わずスムーズに稽古を始められるよう、必要なアイテムを揃えた「入門セット」のご購入をご案内しております。
【入門セット内容】
①道衣②袴③角帯④白足袋⑤膝サポーター⑥鞘付き木刀⑦杖⑧刀剣バッグ
セット価格:75,000円(税込)
当会では、指定業者より一括して高品質な道具を仕入れることで、個別に揃えるよりも安価かつ統一した品質でのご提供が可能となっております。

■居合刀(模擬刀)について

最初から購入する必要はありません
居合刀(模擬刀)は、安全と基礎習得のため、初期の稽古では使用しません。
まずは「鞘付き木刀」で正しい身体操作を身につけていただきます。
購入のタイミング: 入門から6ヶ月程度が目安です。
選び方のサポート: 習熟度やご自身の体格に合わせて、師範が最適な一振りをアドバイスいたします。
時期が来ましたら改めて詳細をご案内しますので、どうぞご安心ください。

【既に道具類をお持ちの方へ】

他武道の経験がある方で、すでに道具をお持ちの場合は、当会の稽古でもそのまま活用いただけます。
・活用可能な道具の例:剣道、合気道、居合道などで使用されていた道衣、袴、角帯、木刀など。
・ご相談について:「手持ちの道具が当会の稽古に適しているか」といったご不安があれば、遠慮なく面談時にお申し出ください。
【重要】居合刀(模擬刀)の持ち込みについて

既に居合刀をお持ちの方は、稽古で使用する前に必ず師範による確認を受けていただきます。
居合術は、自身の身体と刀が一体となって動く精緻な武術です。
当会では、お持ちの刀が以下の基準に適合しているか、そして何より「安全に使用できる状態であるか」を厳格に確認させていただきます。

1.技法・規定への適合:当流の技法を正しく習得するために適した仕様であるか。
2.安全管理:刀身や柄、鍔などが安全に扱える状態であるか。
事故防止と正しい技術習得のため、事前の確認に必ずご協力をお願いいたします。

当会における よくある質問 (FAQ)


実際の公開ページでは回答部分が閉じた状態で表示されます。

  • Q. 稽古の見学や体験稽古はできますか?

    A. はい、もちろんです。稽古の雰囲気や指導方法をご自身の目で確かめていただくため、見学・体験稽古は随時受け付けています。 事前にご連絡いただければ、稽古日時や場所、持ち物などをご案内いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
  • Q. 年齢や性別・運動経験は関係ありますか?

    A. 居合は、以下の理由から、年齢、性別、運動経験の有無に関係なく、どなたでも始められる武道です。

    ・年齢について:当会では10代から60代といったご年配の方まで、非常に幅広い層が稽古に励んでいます。
    激しい打ち合いがなく、ご自身の体力や健康状態に合わせて無理なく自分のペースで続けることができます。
    健康維持や生涯学習としても最適です。

    ・性別について:女性も多数活躍しています。 居合は、力任せではなく、体幹の使い方や精神性が重視されるため、男性・女性による有利不利はほとんどありません。
    女性の指導者や有段者も多くいらっしゃいますので、安心して始められます。

    ・運動経験について:全くの未経験でも大丈夫です。
    運動神経の良し悪しよりも、繰り返し丁寧に稽古する粘り強さや、集中力が重要になります。
    稽古を続けるうちに、自然と正しい姿勢を保つための体幹や、足腰の強さが鍛えられていきます。
    当道場では、初心者の方には刀の持ち方や礼儀作法から丁寧に指導しますので、ご安心ください。

  • Q. 稽古の途中からでも参加出来ますか?また、途中で抜けたりすることが出来ますか?

    A. 基本的には、礼儀を重んじる武道であるため、稽古開始時間に間に合うように来ていただくことをお願いしています。
    ただし、仕事の都合などで遅れる場合は、事前に師範に一言お声がけいただければ問題ありません。
    途中で退出することについても、体調不良や急用など、やむを得ない場合は可能です。
    その際も、他の稽古生への配慮として、師範に申し出てから礼をもって退出してください。
    ご自身のペースで無理なく続けることが大切です。

  • Q. 稽古を休む際の連絡は必要ですか?

    A. はい、稽古を休む場合や遅刻する場合は、必ず事前に師範へ連絡するのが武道における基本的な礼儀です。
    無断欠席は他の稽古生や指導員に心配や迷惑をかけることになります。
    連絡方法については、入門時に師範の指示に従ってください。
  • Q. 月謝や年会費、その他にかかる費用はどのくらいですか?

    A. 費用は以下のものが必要になります。(当道場の場合)
    1、月謝:毎月5,000円
    2、年会費:(年一回)5,000円/年
    3、スポーツ保険:(年一回)2,000円/年
    4、初期費用(道具代):
    ・【初心者向け 入門8点セット】セット価格:75,000円(税込)
    ・居合刀(模擬刀): 目安費用:60,000円~(習熟度に応じて後日購入)   
    ・その他: 昇段審査料、大会費などが別途かかる場合があります。

  • Q. 居合刀(模擬刀)はいくらくらいしますか?

    A. 居合刀(模擬刀)の価格は、材質や拵え(こしらえ:外装)、などによって幅があります。
    ・一般的な相場: 6万円台~10万円程度のものが初心者向けとして多く選ばれています。
    ・重要な点: 居合刀は、ご自身の身長、腕の長さ、流派の規定に合わせ、長さ・重さ・バランスを調整する必要があります。当流には厳密な刀の規定がございます。
    師範と相談の上、指定業者にて、あなた専用の一本を製作・購入していただきます。
    居合刀については、入門後、習熟度(6ヶ月目途)に応じて購入いただくことになります。

  • Q. 居合刀(模擬刀)のお手入れは必要ですか?

    A. はい、必要です。居合刀は真剣ではありませんが、手入れを怠ると刀身や柄(つか)が傷んだり、鞘(さや)が刀身に固着したりする恐れがあります。
    稽古後には刀身についた皮脂や水分を拭き取り、刀油などを使って手入れをします。
    手入れの方法は、入門時に師範から丁寧に指導いたします。
  • Q. 稽古はどれくらいの頻度で行うのが理想的ですか?

    A. 上達を目指すには、最低でも週に1回以上の継続的な稽古参加が推奨されます。
    居合は、型を定着させるために継続が非常に重要です。
    道場での稽古以外にも、自宅で素振りや型のイメージトレーニング、動画学習を行うことが上達への近道となります。

  • Q. 昇段審査はありますか?

    A. はい、あります。
    居合道では、剣道や柔道などと同様に、技量の習熟度を測るための昇級・昇段審査が定期的に行われます。
    審査では、定められた型を正確に行う技術はもちろん、姿勢、気迫、そして武道としての礼儀作法も評価されます。
    昇段を目指すことで、自身の目標設定となり、居合道をより深く探求するモチベーションにつながります。

  • Q. 昇段審査以外に目標となるものはありますか?

    A. 昇段審査以外にも、当会には以下のような目標や活動があります。

    ・春季・秋季演武大会・発表会: 日頃の稽古の成果を公の場で発表する場です。審査とは異なり、技の美しさや気迫、所作の完成度を披露することが目的となります。

    ・奉納演武(ほうのうえんぶ): 特定の神社仏閣などで、神様や仏様に対して、日頃の修練の成果を捧げるために行う演武です。武道としての厳粛さ、精神性を重んじる貴重な機会です。

    ・称号審査: 高段位(五段以上など)を取得した後には、「錬士」「教士」「範士」といった指導資格(称号)の審査があり、指導者としての道を志す目標となります。

  • Q. 居合道にはどんな流派がありますか?違いは何ですか?

    A. 居合道には様々な流派が存在します。流派によって、型の数や技法、思想に違いがあります。

    ・代表的な流派の例: 無双直伝英信流、夢想神伝流、伯耆流、無外流など。

    ・主な違い: 座法(正座、立膝など)や、刀の抜き方・納め方といった技法に特徴があります。

    ・初心者が流派を選ぶには? 流派の歴史や特徴よりも、通いやすい稽古場所や師範の人柄、道場の雰囲気で選ぶのが最も重要です。入門後にその流派を深く学んでいくことになります。

  • Q. 居合を始めることで、どのような効果が期待できますか?

    A. 居合は、単に刀の技術を習得するだけでなく、以下のような様々な効果が期待できます。

    ・集中力の向上: 型を正確にこなすことで、高い集中力が養われます。

    ・精神の鍛錬: 礼儀作法を重んじ、自身の心と向き合うことで精神的な強さが身につきます。

    ・姿勢の改善: 正しい身体の使い方を学ぶことで、自然と姿勢が良くなります。

    ・体幹の強化: 安定した動作を行うために、体幹(インナーマッスル)が鍛えられます。

    ・ストレス解消: 稽古に没頭することで、日々のストレスから解放される時間となります。

    ・礼儀作法の習得: 武道を通じて、日常生活にも役立つ礼儀作法が身につきます。

  • Q. 真剣を使った試斬りは行いますか?

    A. はい、当会では居合術の技術と精神性を高めるため、真剣を使った試斬りの稽古も行います。

    ・試斬りの目的: 試斬りは、単に物を斬ることではなく、稽古で培った「正しい体の使い方」「刀の軌道(刃筋)」「集中力」が正確に備わっているかを確認する、重要な修行の一つです。

    ・試斬りの対象: 主に水に浸して巻いた畳表(たたみおもて)を使用します。

    ・参加資格:基本的に真剣所持者が対象です。
    また、会の貸し出し真剣が御座いますが試斬りは非常に危険を伴うため、師範が安全に真剣を扱えると認めた有段者のみが、希望に応じて参加することができます。

    ・安全管理: 稽古は師範の厳重な監視のもとで行い、刀の取り扱い、周囲への配慮など、安全管理を徹底しています。

    真剣の重みと切断の感触を通じて、居合道の奥深さを学ぶことができます。

  • 居合道を志す方へ:信頼できる居合道場を選ぶために

    居合道は、心身を深く鍛錬する日本の伝統武道ですが、近年、指導者の経歴や流派の系統が不明瞭な団体や、ごく短期間の修行で「自己流派」を名乗る団体が増え、安全性・正当性に疑問が生じています。

    確かな学びを得るため、以下の最重要確認ポイントに留意し、慎重に信頼できる道場を選ぶことを強くお勧めします。

    最重要確認ポイント:指導者の資格と経験を最優先で確認
    「誰が、どのような資格と経験で教えているか」を最優先で確認することが極めて重要です。

    1. 流派の系譜(受け継がれてきた歴史)を確認する
    ●習おうとしている流派が、歴史的にどの師から師へ受け継がれてきたか(系譜)を必ず確認してください。
    ●系譜がない団体には、その流派の正当性がありません。伝統武道は、先人たちが築き上げた技と精神を正しく継承することに意味があります。

    2. 指導者の正式な免許・資格を確認する
    ●指導者が、正式な免許(例:免許皆伝、允可状、伝書)や、全日本剣道連盟などに代表される団体が授与する公的な資格(例:錬士、教士、範士の称号)を授与されているかを確認しましょう。
    ●これらの免許・資格は、長年の修行と経験が公的に認められた証明です。

    3. 指導経験と修行期間の正当性を見極める
    ●わずか1〜2年の修行で「自己流派」を名乗る行為は、武道の正当性や安全性を完全に無視する行為です。
    ●武道の指導は、通常数十年にわたる厳しい修行と研鑽を経て初めて許されるものです。長年の修行と経験を経ていない指導者の元での稽古は、安全性や技術の質に重大な問題を抱える可能性があります。

    4. 伝書なき指導と「YouTube指導」の危険性
    ●伝書の有無は流派の正当性の核心です。「伝書」とは、その流派の技法、理念、精神性が、師から弟子へと正しく受け継がれたことを証明する最も重要な文書です。伝書がない、または正式な系譜の師から授与されていない指導者は、その流派の正当な技術と精神を継承していない可能性が極めて高いです。
    ●指導者自身が「YouTubeの動画」を「カンニングペーパー」のように利用している場合、その指導者が技を真に会得していない明白な証拠であり、直ちにその団体を避けるべきです。「YouTubeの動画」を主要な教材とする指導は、伝統的な指導法の完全な無視であり、最も危険な行為の一つです。

    ※「当会のYouTube動画はあくまで活動の記録や、門下生の復習の一助とするためのものであり、『正しい身体操作の伝達』は道場での対面指導が不可欠であると考えています」


    最終提言
    伝書や公的な資格を持たず、長年の修行を経ずに、映像媒体に依存して指導を行っている団体は、居合道の精神と技術を教える資格を持ちません。見学の際は、指導者自身の裏付けとなる確かな経歴・伝書を必ず確認してください。

    見せかけの団体に惑わされず、慎重に道場を選び、確かな学びの場を見つけることを強くお勧めします。

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