入 門 案 内・費用・よくある質問


【錬誠会 入門のご案内】

古伝の技を学び、身体を練り、心を磨く。
錬誠会は、約400年の歴史を持つ関口流抜刀術をはじめとする古流武術を通じ、古来より伝承されてきた技と理合を学び、心身の鍛錬と精神の修養を追求する道場です。

私たちが目指すのは、単に技を覚え、刀を振ることだけではありません。

身体の構造や重力の働きを理解し、無駄のない動きを追求すること。そして、日々の稽古を通じて己と向き合い、礼節を重んじ、心身ともに成長していくこと。

それが、錬誠会の目指す武の道です。

年齢・性別・武道経験の有無を問わず、武術を真摯に学び、自らを磨こうとする方を広く歓迎いたします。

◉ 錬誠会が大切にしていること
① 筋力に頼らない、合理的で無駄のない身体操作
古流武術の技は、単に腕力や筋力に任せて刀を振るものではありません。
重力、骨格、体幹、身体全体の連動、そして抜重などの理合を学び、力みに頼らない合理的な身体操作を追求します。
力任せに動くのではなく、身体の仕組みと自然の理を活かすこと。
その探究は、武術の技を深めるとともに、自分自身の身体への理解を深めることにもつながります。
健康維持や生涯にわたる趣味として武道を始めたい方から、古流武術の奥深さを本格的に探究したい方まで、それぞれの目的や習熟度に応じて稽古に取り組んでいただけます。


② 雑念を払い、己と向き合う心身の鍛錬
稽古では、一つひとつの所作や身体の動きに意識を向け、技の理合を追求します。
目の前の動作に集中し、呼吸を整え、心の乱れや身体の余分な力みに気づく。
その積み重ねは、己を見つめ直し、心を整える貴重な時間となります。
情報や刺激にあふれる現代社会だからこそ、日常を離れ、一つのことに真剣に向き合う時間には大きな意義があります。
技を磨くことは、心を磨くこと。
錬誠会では、身体と心を一体のものとして捉え、武術の修練を通じた精神的な成長を大切にしています。


③ 年齢・性別・経験を問わず、共に研鑽できる環境
武の道を歩み始めるために、特別な経験や優れた運動能力が必要なわけではありません。
錬誠会には、10代の学生から60代の方まで、さまざまな年齢・職業・背景を持つ門人が在籍しています。
それぞれの目標や習熟度は異なっていても、武術を学び、自らを高めようとする志は同じです。
互いに礼を尽くし、切磋琢磨しながら、ともに成長していく。
そこには、世代や立場を超えて、武の道でつながる仲間との出会いがあります。
女性の方や武道未経験の方も、安心して一歩を踏み出してください。


④ 一人ひとりの習熟度に合わせた丁寧な指導
誰もが最初は初心者です。
錬誠会では、礼法や基本の所作、正しい姿勢、足運び、道具の扱い方、身体操作など、武術の土台となる部分から段階的に指導します。
技の形をただ覚えるのではなく、なぜその動作を行うのか、身体をどのように使うのかという理合を理解しながら、一つひとつの技術を身につけていきます。
また、習熟度や身体的な特徴、理解の進み方には個人差があります。
一人ひとりの課題に目を向け、必要に応じて動作を分解しながら、着実な上達を目指します。
経験者の方には、それまでに培ってきた技術や経験も踏まえながら、当会の武術体系と理合を学んでいただきます。
大切なのは、最初から上手にできることではありません。
学ぶ姿勢を持ち、地道に稽古を積み重ねることです。
焦らず、一歩ずつ。己の歩幅で、武の道を歩んでいきましょう。


◉ 初心者の方へ ― 基礎から学ぶ稽古
武道の経験がない方や、体力に不安がある方も、最初から難しい技を習得する必要はありません。

まずは基本となる身体の使い方を学び、段階的に技術を身につけていきます。
●礼法・基本姿勢: 武道における礼節、正しい姿勢、構えを学びます。
●身体操作: 重心、足運び、体幹、脱力など、身体を合理的に使うための基礎を学びます。
●基本動作: 道具の扱い方や抜刀・納刀などの基本を、安全に配慮しながら習得します。
●技の理合: 動作の意味や身体の使い方を理解し、形だけにとらわれない技術を追求します。
●段階的な技術習得: 基礎の習熟度に応じて、少しずつ学びを深めていきます。

初期の稽古では鞘付き木刀を用いて基本を学び、居合刀(模擬刀)の使用についても、習熟度や安全面を考慮して段階的に進めます。

経験の有無にかかわらず、基礎を大切にし、一つひとつの動作を丁寧に積み重ねること。
それが、確かな技術への第一歩です。

◉ 入門までの流れ
錬誠会では、入門を希望される方に、まず見学・体験稽古を通じて、当会の理念や稽古内容、道場の雰囲気を直接知っていただくことをお勧めしています。
① 見学・体験のお申し込み
ホームページのお問い合わせフォームより、見学または体験稽古の希望をお知らせください。
② 見学・体験稽古
実際の稽古を通じて、道場の雰囲気や稽古体系、指導方針をご確認いただきます。
疑問や不安な点があれば、遠慮なくご質問ください。
③ 師範との面談
武術を学びたいと思われた理由や今後の目標、稽古に対するお考えなどをお伺いします。
相互理解を深め、入門に向けた確認を行います。
④ 入門手続き
所定の入門書類をご提出いただきます。
また、当会の理念や規律、規約をご確認いただき、必要な手続きを進めます。
⑤ 諸費用のお納め
初回月謝および所定の年会費・スポーツ保険料などをお納めいただきます。
費用の詳細や必要な道具については、事前にご案内いたします。
⑥ 入門許可・正式入門
所定の手続きが完了し、入門が許可されましたら、正式に錬誠会の門人として稽古を開始していただきます。

師範からのメッセージ

新しいことを始めるとき、不安や迷いを感じるのは自然なことです。

「自分にできるだろうか」「武道の経験がなくても大丈夫だろうか」。そのような思いから、一歩を踏み出せずにいる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、武の道は、初めから優れた技や才能を持つ者だけのものではありません。大切なのは、学ぶ心を持ち、礼節を重んじ、日々の稽古を通じて己を磨き続けることです。

錬誠会では、古伝の技と先人の知恵を敬い、その根底にある理合を探究し、現代に生きる私たちの身体と心に活かすことを大切にしています。形を覚えるだけでなく、身体の使い方を知り、技の理を理解し、一つひとつの稽古を通じて自らを深めていく。その積み重ねこそが、武術を学ぶ意義であると考えています。

武の道で得られるものは、技術だけではありません。

自らの身体を知り、心を整え、人に礼を尽くすこと。そして、思うようにいかないときも己と向き合い、歩みを止めずに研鑽を重ねること。こうした学びは、日々の暮らしや人生にも活かされていくものです。

入門にあたり、特別な経験や才能は必要ありません。必要なのは、学ぼうとする姿勢と、地道に稽古を積み重ねる意志です。初心者の方にも、一人ひとりの歩みに合わせて、基礎から丁寧に指導いたします。

まずは、実際の稽古をご覧ください。

道場の雰囲気に触れ、私たちの稽古をその目で確かめていただければと思います。ご不明な点や不安に感じることがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

古伝の技を学び、身体を練り、心を磨く。

武の道を志す皆様と、ともに学び、研鑽を重ねられる日を心より楽しみにしております。

古武術鍛練道場 錬誠会
師範 林 貴之
  
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新規開講のお知らせ‼

親子で居合を学ぶ ― 親子会員募集中
親子で学ぶ、日本の武。それは、一生の宝物。

親子で一緒に刀を学び、心と体を鍛えてみませんか。
錬誠会では、親子で居合術・抜刀術を学びたい方を募集しています。

武道の稽古を通じて身につくのは、技術だけではありません。礼儀作法、集中力、自分自身と向き合う心、そして困難に向き合う強さ。親子で共に学び、成長する時間は、かけがえのない経験となります。

「子どもに礼儀や集中力を身につけさせたい」
「親子で一緒に取り組める趣味を見つけたい」
「日本の伝統文化や武道に触れてみたい」

そのような方に、親子での居合稽古をおすすめします。

親子会員のご案内
月謝:親子で7,000円
稽古日:日曜日 9:00~(約2時間)
稽古場所:名古屋市北スポーツセンター
※別途、年会費5,000円およびスポーツ保険料2,000円が必要です(毎年4月更新)。

親子で歩む、武の道
親が学ぶ姿は、子どもにとって大きな手本となります。そして、共に汗を流し、一つひとつの技を身につけていく経験は、親子の絆をより深めてくれるでしょう。
刀を学び、心を磨く。日本の武を、未来へ。
親子で新たな一歩を踏み出してみませんか。
体験稽古・入門のお申し込みは、当ホームページのお問い合わせフォームよりお願いいたします。

費 用


入門時に必要な費用について
月謝・年会費・スポーツ保険料・入門セットの費用など、入門にあたって必要な費用は事前にご説明いたします。
内容をご確認いただいたうえで、安心して稽古を始めていただけます。

■費用のご案内

1.毎月の費用
・月謝:7,000円
※回数制限なし。すべての稽古場所に参加可能
2.年間の費用
・年会費:5,000円
・スポーツ保険:2,000円
※年会費・保険料は、毎年4月に更新となります。

■稽古に必要な道具について

初心者の方にも安心して稽古を始めていただけるよう、必要な道具を一式にまとめた「入門セット」をご用意しております。
【入門セット内容】
①刀袋②木刀③上衣④袴⑤杖⑥膝当て⑦足袋⑧角帯
セット価格:75,000円(税込)
指定業者から一括して仕入れることで、品質の統一を図り、必要な道具をまとめてご用意しております。

※すでにお持ちの道具を使用できる場合もあります。購入についてご不明な点があれば、事前にご相談ください。

■居合刀(模擬刀)について

最初から購入する必要はありません
錬誠会では、安全面と基礎技術の習得を重視し、稽古の初期段階では居合刀を使用せず、鞘付き木刀を用いて正しい身体操作や基本動作を学びます。
・購入時期の目安: 入門から約6か月後
・費用の目安  : 60,000円~
・選定のサポート: 習熟度や体格、稽古内容に応じて、師範が適した居合刀をご案内します。

購入の時期が来ましたら、改めて詳しくご説明いたします。
入門時に慌ててご購入いただく必要はありませんので、ご安心ください。

【既に道具類をお持ちの方へ】

剣道・合気道・居合道などの経験があり、すでに道衣や袴、角帯、木刀などをお持ちの方は、道具の仕様によって、そのまま活用できる場合があります。

お手持ちの道具について
・道衣・袴・角帯
・木刀などの稽古道具
当会の稽古で使用できるかどうか、ご不明な場合は面談時にお気軽にご相談ください。

【重要】居合刀(模擬刀)の持ち込みについて

すでに居合刀をお持ちの方も、稽古で使用する前に、必ず師範の確認を受けてください。

居合術では、身体の動きと刀の操作を一体として習得することが重要です。当会では、技術の習得と安全管理の両面から、以下の点を確認いたします。
1. 技法への適合性: 当流の稽古に適した仕様であるか。
2. 安全性: 刀身・柄・鍔などに不具合がなく、安全に使用できる状態であるか。
事故防止と適切な技術習得のため、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

当会における よくある質問 (FAQ)


実際の公開ページでは回答部分が閉じた状態で表示されます。

  • Q. 稽古の見学や体験稽古はできますか?

    A. はい、もちろんです。稽古の雰囲気や指導方法をご自身の目で確かめていただくため、見学・体験稽古は随時受け付けています。 事前にご連絡いただければ、稽古日時や場所、持ち物などをご案内いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
  • Q. 年齢や性別・運動経験は関係ありますか?

    A. 居合は、以下の理由から、年齢、性別、運動経験の有無に関係なく、どなたでも始められる武道です。

    ・年齢について:当会では10代から60代といったご年配の方まで、非常に幅広い層が稽古に励んでいます。
    激しい打ち合いがなく、ご自身の体力や健康状態に合わせて無理なく自分のペースで続けることができます。
    健康維持や生涯学習としても最適です。

    ・性別について:女性も多数活躍しています。 居合は、力任せではなく、体幹の使い方や精神性が重視されるため、男性・女性による有利不利はほとんどありません。
    女性の指導者や有段者も多くいらっしゃいますので、安心して始められます。

    ・運動経験について:全くの未経験でも大丈夫です。
    運動神経の良し悪しよりも、繰り返し丁寧に稽古する粘り強さや、集中力が重要になります。
    稽古を続けるうちに、自然と正しい姿勢を保つための体幹や、足腰の強さが鍛えられていきます。
    当道場では、初心者の方には刀の持ち方や礼儀作法から丁寧に指導しますので、ご安心ください。

  • Q. 稽古の途中からでも参加出来ますか?また、途中で抜けたりすることが出来ますか?

    A. 基本的には、礼儀を重んじる武道であるため、稽古開始時間に間に合うように来ていただくことをお願いしています。
    ただし、仕事の都合などで遅れる場合は、事前に師範に一言お声がけいただければ問題ありません。
    途中で退出することについても、体調不良や急用など、やむを得ない場合は可能です。
    その際も、他の稽古生への配慮として、師範に申し出てから礼をもって退出してください。
    ご自身のペースで無理なく続けることが大切です。

  • Q. 稽古を休む際の連絡は必要ですか?

    A. はい、稽古を休む場合や遅刻する場合は、必ず事前に師範へ連絡するのが武道における基本的な礼儀です。
    無断欠席は他の稽古生や指導員に心配や迷惑をかけることになります。
    連絡方法については、入門時に師範の指示に従ってください。
  • Q. 月謝や年会費、その他にかかる費用はどのくらいですか?

    A. 費用は以下のものが必要になります。(当道場の場合)
    1、月謝:毎月7,000円
    2、年会費:(年一回)5,000円/年
    3、スポーツ保険:(年一回)2,000円/年
    4、初期費用(道具代):
    ・【初心者向け 入門8点セット】セット価格:75,000円(税込)
    ・居合刀(模擬刀): 目安費用:60,000円~(習熟度に応じて後日購入)   
    ・その他: 昇段審査料、大会費などが別途かかる場合があります。

  • Q. 居合刀(模擬刀)はいくらくらいしますか?

    A. 居合刀(模擬刀)の価格は、材質や拵え(こしらえ:外装)、などによって幅があります。
    ・一般的な相場: 6万円台~10万円程度のものが初心者向けとして多く選ばれています。
    ・重要な点: 居合刀は、ご自身の身長、腕の長さ、流派の規定に合わせ、長さ・重さ・バランスを調整する必要があります。当流には厳密な刀の規定がございます。
    師範と相談の上、指定業者にて、あなた専用の一本を製作・購入していただきます。
    居合刀については、入門後、習熟度(6ヶ月目途)に応じて購入いただくことになります。

  • Q. 居合刀(模擬刀)のお手入れは必要ですか?

    A. はい、必要です。居合刀は真剣ではありませんが、手入れを怠ると刀身や柄(つか)が傷んだり、鞘(さや)が刀身に固着したりする恐れがあります。
    稽古後には刀身についた皮脂や水分を拭き取り、刀油などを使って手入れをします。
    手入れの方法は、入門時に師範から丁寧に指導いたします。
  • Q. 稽古はどれくらいの頻度で行うのが理想的ですか?

    A. 上達を目指すには、最低でも週に1回以上の継続的な稽古参加が推奨されます。
    居合は、型を定着させるために継続が非常に重要です。
    道場での稽古以外にも、自宅で素振りや型のイメージトレーニング、動画学習を行うことが上達への近道となります。

  • Q. 昇段審査はありますか?

    A. はい、あります。
    居合道では、剣道や柔道などと同様に、技量の習熟度を測るための昇級・昇段審査が定期的に行われます。
    審査では、定められた型を正確に行う技術はもちろん、姿勢、気迫、そして武道としての礼儀作法も評価されます。
    昇段を目指すことで、自身の目標設定となり、居合道をより深く探求するモチベーションにつながります。

  • Q. 昇段審査以外に目標となるものはありますか?

    A. 昇段審査以外にも、当会には以下のような目標や活動があります。

    ・春季・秋季演武大会・発表会: 日頃の稽古の成果を公の場で発表する場です。審査とは異なり、技の美しさや気迫、所作の完成度を披露することが目的となります。

    ・奉納演武(ほうのうえんぶ): 特定の神社仏閣などで、神様や仏様に対して、日頃の修練の成果を捧げるために行う演武です。武道としての厳粛さ、精神性を重んじる貴重な機会です。

    ・称号審査: 高段位(五段以上など)を取得した後には、「錬士」「教士」「範士」といった指導資格(称号)の審査があり、指導者としての道を志す目標となります。

  • Q. 居合道にはどんな流派がありますか?違いは何ですか?

    A. 居合道には様々な流派が存在します。流派によって、型の数や技法、思想に違いがあります。

    ・代表的な流派の例: 無双直伝英信流、夢想神伝流、伯耆流、無外流など。

    ・主な違い: 座法(正座、立膝など)や、刀の抜き方・納め方といった技法に特徴があります。

    ・初心者が流派を選ぶには? :流派の歴史や特徴よりも、通いやすい稽古場所や師範の人柄、道場の雰囲気で選ぶのが最も重要です。入門後にその流派を深く学んでいくことになります。

  • Q. 居合を始めることで、どのような効果が期待できますか?

    A. 居合は、単に刀の技術を習得するだけでなく、以下のような様々な効果が期待できます。

    ・集中力の向上: 型を正確にこなすことで、高い集中力が養われます。

    ・精神の鍛錬: 礼儀作法を重んじ、自身の心と向き合うことで精神的な強さが身につきます。

    ・姿勢の改善: 正しい身体の使い方を学ぶことで、自然と姿勢が良くなります。

    ・体幹の強化: 安定した動作を行うために、体幹(インナーマッスル)が鍛えられます。

    ・ストレス解消: 稽古に没頭することで、日々のストレスから解放される時間となります。

    ・礼儀作法の習得: 武道を通じて、日常生活にも役立つ礼儀作法が身につきます。

  • Q. 真剣を使った試斬りは行いますか?

    A. はい、当会では居合術の技術と精神性を高めるため、真剣を使った試斬りの稽古も行います。

    ・試斬りの目的: 試斬りは、単に物を斬ることではなく、稽古で培った「正しい体の使い方」「刀の軌道(刃筋)」「集中力」が正確に備わっているかを確認する、重要な修行の一つです。

    ・試斬りの対象: 主に水に浸して巻いた畳表(たたみおもて)を使用します。

    ・参加資格:基本的に真剣所持者が対象です。
    また、会の貸し出し真剣が御座いますが試斬りは非常に危険を伴うため、師範が安全に真剣を扱えると認めた有段者のみが、希望に応じて参加することができます。

    ・安全管理: 稽古は師範の厳重な監視のもとで行い、刀の取り扱い、周囲への配慮など、安全管理を徹底しています。

    真剣の重みと切断の感触を通じて、居合道の奥深さを学ぶことができます。

  • 信頼できる居合道場を選ぶために

    指導者の経歴・流派の系譜・伝承の確かさを見極める
    居合道は、日本の歴史と文化の中で受け継がれてきた伝統武道です。技術を磨くだけでなく、心身を鍛え、礼節を学び、自らの在り方を見つめ直す道でもあります。

    だからこそ、これから居合道を学ぼうとする方には、道場の雰囲気や技の見栄えだけでなく、誰から、何を、どのような根拠に基づいて学ぶのかという点を大切にしていただきたいと考えています。

    近年は、さまざまな流派や団体が活動し、それぞれ独自の理念や指導方針を掲げています。選択肢が広がる一方で、指導者の修行歴や流派の沿革、技術の伝承過程が十分に明らかにされていない場合もあります。

    長く安心して学び、武道の本質に触れるためにも、入門前に確認しておきたい大切なポイントをご紹介します。

    1.流派の系譜と歴史を確認する
    伝統武道を学ぶうえで、流派の歴史や技術がどのように受け継がれてきたかを知ることは重要です。
    - 流派の創始者や歴史的背景が説明されているか。
    - どの師からどの師へと技術が伝承されてきたのか、系譜が明らかにされているか。
    - 現在の指導者が、その流派を学び、継承するに至った経緯を説明できるか。
    流派の名称や歴史を掲げていることだけで、その伝承の確かさが保証されるわけではありません。大切なのは、歴史的な背景と指導者自身の修行・継承の経緯が、具体的かつ誠実に説明されていることです。

    また、伝統流派の継承を目的とする団体と、独自の理念や体系を掲げる団体とでは、その成り立ちや評価の基準も異なります。団体の性格を理解したうえで、自分が何を学びたいのかを明確にすることが大切です。

    2.指導者の免許・資格・修行歴を確認する
    居合道を学ぶ際には、指導者がどのような修行を積み、どのような立場で指導しているのかを確認しましょう。

    伝統流派では、免許皆伝、允可状、伝書などが伝承の過程を示す資料となる場合があります。また、全日本剣道連盟などの団体では、所定の基準に基づく段位や称号、資格制度が設けられています。

    ただし、これらはすべて同じ性質のものではありません。古流武術の免許・伝書と、団体が認定する段位・称号は、それぞれ異なる制度に基づいています。そのため、資格の名称だけで判断するのではなく、どの団体・流派から、どのような基準で授与されたものなのかを確認することが重要です。

    あわせて、指導者自身の修行歴、師事した人物、指導経験、現在の指導体制についても尋ねてみましょう。質問に対して具体的で誠実な説明が得られるかどうかも、道場を見極める一つの判断材料となります。

    3.修行の積み重ねと指導のあり方を見極める
    武術の技は、形を覚えれば直ちに身につくものではありません。身体の使い方、間合い、刀の操作、呼吸、姿勢、状況に応じた判断など、長い時間をかけて理解を深めていく必要があります。

    特に日本刀を扱う居合・抜刀術では、技術の習得とともに、安全に扱うための知識と習慣を身につけることが欠かせません。

    指導者を選ぶ際には、修行期間の長さだけでなく、次の点にも注目してください。
    - 基本から段階的に学べる指導体系があるか。
    - 形の意味や身体操作について、理合に基づいた説明があるか。
    - 個々の習熟度に応じた指導と、安全管理が行われているか。
    - 指導者自身が研鑽を続け、学びを深める姿勢を持っているか。
    独自の流派や団体を立ち上げること自体が、直ちに問題となるわけではありません。しかし、短期間の修行歴だけで伝統的な技術体系の継承を主張する場合には、その根拠や指導内容を慎重に確認する必要があります。

    大切なのは、肩書きや経歴の長さだけにとらわれず、実際の稽古内容と指導の質を見極めることです。

    4.伝書・映像教材と、実際の指導との関係を考える
    伝統流派における伝書や免許状は、流派によって、技法・理念・伝承上の位置づけなどを示す重要な資料です。ただし、その形式や役割は一様ではなく、伝書の有無だけで指導者の技量や伝承の正当性を一律に判断することはできません。

    そのため、伝書があるかどうかに加え、どのような経緯で伝承され、現在の指導内容にどのように反映されているかを確認することが大切です。

    また、現代では、YouTubeなどの映像媒体を通じて、武術の演武や稽古の様子を知る機会が増えています。映像は、技術や文化を広く紹介し、学びを振り返るための補助教材として活用できるものです。

    一方で、映像を見て動作をまねるだけでは、身体の微妙な使い方や力の方向、間合い、動作の癖、安全上の問題まで正確に理解することは容易ではありません。

    映像は学びを補助するものであり、指導者による観察・修正・助言を伴う対面指導に代わるものではありません。

    道場を選ぶ際には、映像の見栄えだけでなく、実際の稽古でどのような指導が行われているかを確かめましょう。

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